国際人のための精進料理講習会　2014年9月4日(木)

　様々な外国からのお客様をおもてなししつつ、日本文化の魅力を伝えるために、以下の点を踏まえて、精進料理を実習で学びます。

・お寺・宿坊などの精進料理

・ベジタリアンのための料理

・イスラム教徒のための料理

[メニュー例」*内容は変更になる場合があります。

・ごま豆腐 / 小松菜海苔和え / 精進照り焼き / 野菜の天ぷら /雑穀ごはん /お吸い物 /豆腐白玉など

　作った料理を食べながら、食についての情報交換を行います。後片付けを皆んなで行うのも、実習のカリキュラムに含まれます。

　講師及び日本文化体験交流塾事務局が用意した資料に基づき、以下の内容の研修会を実施します。

◆精進料理の歴史・考え方

◆イスラム教徒のための食事・ハラル食対応(食材・レストラン等)

◆料理のレシピ

※

精進料理とは、「季節のものを食べる。殺生しない。→野菜の食事」/曹洞宗　道元の「典座教訓（てんぞきょうくん）典座＝台所、教訓＝教え」はご主人の座右の書。ご主人が評釈本も出版。→日常の身の回りのことをすることが修行である。禅宗では、「食べること」を大切にしている。喜心（きしん）、老心（ろうしん）。大心（たいしん）の三心を重んじる。食養生：生のものを食べて酵素を取る。長寿の秘訣。

◆　伊藤映子氏(日本文化体験交流塾非常勤講師・通訳案内士・ワインアドバイザー・茶道師範等多彩な才能があるが、特に食に精通している)

◆菊地　くに子氏(日本文化体験交流塾専務理事・事務局長　

 アメリカ留学中学んだスローフードをもとに、３Ｃ（美味しい！＆ヘルシー！＆楽しい！）のトータルバランスをテーマとしたヘルシーフードコーディネーターとして、豆腐やおからを使ったデザートをプロデュース。

出版本「大豆レシチンクッキング（１９９１年・日東書院）」

◆日時　2014年9月4日(木)　9時30分～15時45分

◆会場　日本文化体験交流塾・小石川交流庵

　　　　(東京都文京区小石川2-5-7    アクセス)